アンバサダー就任、山根千佳さんの鳥取への強い想いを語る。

2022年11月04日

ホリプロタレントスカウトキャラバンをきっかけに芸能界にデビューしたタレントの山根千佳さんが星取物語のアンバサダーとして就任。地元の鳥取、山陰地方での活躍と、その秘めた想いについても語っていただきました。

撮影協力：le thé 池屋

―― 星取物語のアンバサダーとして就任していただきありがとうございます。地域の魅力を伝えていくプロジェクトです。今回、山根さんご自身のことを教えていただけますか？

山根：アンバサダー、ありがとうございます！

私は、米子生まれですごくアクティブな子だったんです。それこそキャンプとか、登山とか、スキーとか、アクティビティをするのが好きな家族に囲まれて育ちました。

小学校の頃は登山が趣味で、大山で家族と登山したり、おばあちゃんがまだ元気な頃は一緒に登ったりとかして、1年通じて大山にいましたね。

山って風化したりで崩れたりするから、一木一石運動って言って、登山の時に石を何個か持っていって、頂上にその石を置いて帰る。そうやって大山を守っていくことも大事なんですよね。山開きの時に登山へ出かけたりすると、そのタイミングって取材の人とかも多いから、テレビに取材されたりすることもありました。

―― 芸能界に入るきっかけは？

山根：元々、モーニング娘。の大ファンだったんです。お母さんと一緒にコンサート行ったり、グッズも全部集めるくらい。だから芸能に興味はあったんです。

でも、鳥取にいるとスカウトの人がいるわけでもないし、しかも結構家が厳しくて携帯も持ってなかったので、調べられないからどうしたらいいのか分からなくて、無理だねって思ってたら、なんかスカウトキャラバンあるよってたまたま言われたのが高2の夏でした。

その夏休みにスカウトキャラバンのオーディションで地方予選があったんですけど、そこでファイナリストとして残って、ホリプロに所属することになりました。

―― それから業界9年間を振り返るとどうですか？

山根：どうでしょうね。笑　大変な時もあるけど、楽しみながらやってます。後悔したことはないですね。

最初は、地元に住んでると電車に乗る習慣もなくて、基本自転車移動だったから、東京に行くと電車に乗るのも怖い、切符の買い方も分からない、人の多さと歩く速度とか、その目まぐるしさに当時それだけで泣きそうになったりしてました。

田舎のありがたみもその時に分かりましたね。東京だとお水って買うじゃないですか。鳥取だと、大山から湧き出る水が本当に美味しいんですよ！笑

―― 今後の展望は？

山根：親孝行ができる仕事をすることが夢の一つであり目標でした。メインMCを務めさせてもらっているSOUP（スープ - TSKさんいん中央テレビ）っていう番組も山陰で流れる番組なので、両親も毎週観てくれていて、すごく喜んでもらえているのが嬉しい。だから、地元に少しでも貢献できるんだったらこの仕事を続けていきたいなと思います。

あと、大相撲やスポーツのインタビューのお仕事とかいろんなお仕事をさせてもらっていて、多分この仕事がずっとしたいって思って生きていくんだろうなとは思います。